戻る

さがみはら緑区 人物風土記

公開日:2022.07.07

猟師の革屋とこはむの店主で、ワークショップなどで命の大切さを伝えている
竹内 陶子さん
若柳在住

  • 竹内 陶子さん (写真1)

いただく事に感謝を

 ○…猟師の資格を持ち、自ら銃を構え動物を捕獲。その革でキーケースや財布などの小物を制作、販売している。資格を取るまでは、牛や豚の革を使って趣味で作っていた。銃を手にするようになって思うことは「とにかく無駄にしない。大事にいただく」ということ。「心からいただきますと言えるようになったのは、自分で猟を始めてからですね」と話す。

 ○…猟の資格を取得したきっかけは、家の畑がイノシシに荒らされたため。「育てていた野菜がほぼダメになってしまって」と回想する。実際に行うのは罠猟で、畑に罠を仕掛け動物を撃って捕える。「動物も罠にかかりストレスを感じているので、なるべく苦しまないようにしたくて」。銃を手に限界まで近づき、眉間や首を狙って一発で仕留める。「銃を構えてからは5秒とか10秒ですが、雑念とかは一切無くなって自分と動物だけの世界」。集中力を極限まで高める様子が浮かぶ。

 ○…名古屋市の出身。子どもの頃から山で友達と遊ぶなど活発だった。高校卒業後にワーキングホリデーでニュージーランドに行ったことをきっかけに、これまで70カ国を旅してきた。「行かないとわからないものがたくさんある」と旅の魅力を話す。コロナ禍で旅はご無沙汰だが、海外で知り合った夫と3歳の長男、2歳の長女の4人で暮らしている。

 ○…猟師として、少しでも自分の経験を知ってもらいたいと、革製品を作るワークショップなどで、命の大切さを伝えている。「人間は忘れやすいからこそ、動物の目を見て猟をしていると、多くの犠牲の上に命が成り立っていることをリアルに感じる」と話す。「命の上に自分たちがいるということを忘れないでほしい。そして命をいただく事に感謝を」

    さがみはら緑区 人気記事ランキング

    • 前日
    • 1週間
    • 1か月

    さがみはら緑区 人気記事ランキング

    • 前日
    • 1週間
    • 1か月

    もっと見る

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    さがみはら緑区 人物風土記の新着記事

    さがみはら緑区 人物風土記の記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS