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相模原市 マンホール蓋で魅力PR 区内7カ所、9枚設置へ

社会

公開:2023年3月30日

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鳥居原ふれあいの館に設置されるオリジナルデザインマンホール蓋。施設のシンボルである鐘やツアーオブジャパン相模原ステージのフィニッシュ地点から望む宮ケ瀬湖が描かれている
鳥居原ふれあいの館に設置されるオリジナルデザインマンホール蓋。施設のシンボルである鐘やツアーオブジャパン相模原ステージのフィニッシュ地点から望む宮ケ瀬湖が描かれている

 相模原市は、中山間地域の活性化を推進するため、このほどオリジナルデザインのマンホール蓋を制作し、「ぐるっと蓋たびさがみはら」として打ち出した。マンホール蓋は全9枚。区内7カ所に設置され、それぞれデザインが異なる。3月19日には完成披露会が行われた。

若手職員が提案

 マンホール蓋の設置を提案したのは、市の若手職員29人によるワーキンググループ。中山間地域の人口減少や地域の担い手不足などの課題解決のため2021年度に結成された。オリジナルデザインのマンホール蓋は中山間地域の活性化のほか、下水道の普及啓発にも繋がると、設置へ準備を進めてきた。

 マンホール蓋は下水道部署の若手職員が地域の声を聞きながら6枚を制作。残り3枚は青和学園、藤野南小、鳥屋小の4年生が総合学習の一環で地域の魅力を詰めたデザインを考えた。

 アリオ橋本で行われた完成披露会では、全てのマンホール蓋が披露された。トークセッションでは大川亜沙奈相模原副市長、ツアーオブジャパン相模原ステージの広報大使を務めるMIZUKIさん、気象予報士でマンホールカード集めが趣味と言う田中美都さんらが中山間地域や自転車、マンホールの魅力などを、それぞれの視点で語った。

 市の担当者は「中山間地域の魅力はたくさんあるので、ぜひイベントなどを織り交ぜながら発信していきたい」とコメント。今後、マンホール蓋を観光資源として活用し、「ぐるっと蓋たびさがみはら」として、中山間地域の活性化につなげたいとしている。

順次設置へ

 マンホール蓋が設置されるのは区内の7カ所で、橋本公園横、相原2丁目交差点、小原宿本陣付近、藤野やまなみ温泉(2枚)、青和学園(敷地内のため見学不可)、鳥居原ふれあいの館(2枚)、関交差点。3月30日時点で設置されているのは小原宿本陣付近と藤野やまなみ温泉(牧野連絡所1枚)、鳥居原ふれあいの館(1枚)。その他の場所については準備が整い次第、順次設置していくという。

 設置を提案したワーキンググループのメンバーで、市下水道経営課の渡邉美穂さんは「地域の歴史や文化など多彩な魅力を知ってもらうために提案したのが『中山間地域PRマンホール蓋事業』。マンホール蓋のデザインに込めた各地域の魅力を『小さな観光拠点』として巡り、体感し、そして再び訪れていただきたいです」と完成したマンホール蓋への想いを話す。

 マンホール蓋についての詳細、問い合わせは同課【電話】042・707・1840。

完成披露会で行われたトークセッション
完成披露会で行われたトークセッション

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