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家庭の不要品をリメイク、収益金を寄付するボランティアグループ「青い鳥」の代表 前川好子さん 緑区太井在住 

公開:2011年4月21日

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人の善意の繋がりに感謝

 ○…各家庭から不要となって寄付された品物を販売し、その収益金を地域の社会福祉協議会や介助犬センター等に寄付する活動を行うボランティアグループ『青い鳥』の代表を務める。集められた品物は、手芸品や着物、浴衣などは会員がバックやエプロン、帽子、布草履などにリメイクして「手作り市」に、古着や雑貨、贈答品などは直接「フリーマーケット」に分別して販売する。昨年は、鳥居原ふれあいの館や津久井湖観光センター、地域のイベントなどに60回近く参加、約60万円寄付をした。「手芸・裁縫が得意な人、編み物がうまい人、接客向きな人など、会員は各々の得意な分野で活躍しています。皆自ら積極的に動いてくれるので、助かっています」と笑顔で話す。

 ○…青い鳥は平成17年6月に3人で結成。年々会の活動の賛同者が増え、現在は26人の会員が在籍する。「人と人のみならず、物と物の繋がりもあり、衣類はアフリカ、ボタンはネパールなど支援の輪は世界に広がっています。今後も多くの繋がりを大切に活動していきたい」

 ○…東日本大震災の被災地に義援金を届けるフリマを緑区内で4月から開催している。多くの人の支援もあり、今までにないほど物品が集まってきた。「青い鳥は、ワタを再生する福島県のNPОと深い関係があり、震災直後から連絡をとって支援しています。今後は風評被害で苦しむ農家のため、安全な野菜などを、こちらで販売したりして手助けしたい」と力強い。

 ○…ボランティア活動を始めるまでは、15年以上添乗員として勤務。仕事が忙しく、ご主人とも時間的なすれ違いも多かった。「青い鳥の活動を始めてから、半年ぐらいして夫も協力してくれ、今では中心メンバーです。夫婦で歩いていると、青い鳥の方ですね、と声をかけてくれる程、グループが浸透しているのが本当に嬉しいですね」と笑顔で話してくれた。
 

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