神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

橋本GS 毎年3ヵ月だけ結成 小6対象 中学野球の準備に

スポーツ

公開:2013年1月17日

  • LINE
  • hatena
今年は19人で結成
今年は19人で結成

 毎年1月〜3月までの3カ月だけ活動する少年野球チームがある。それが「橋本ゴールデンスターズ」。所属するのは、地元のチームを引退した小学6年生。中学校入学までの間、実戦感覚を失わないように、また新学期へ向けたコミュニケーションの場にと期間限定で試合や練習を行う。今年初となる練習が12日、旭小学校のグラウンドで行われた。

 チームが発足したのは2006年。相模原市少年野球協会橋本支部の納会で、所属チームを引退した小学6年生の父兄から、「中学へ上がるまでの間、野球ができる場所があるといいよね」という話が出たのがきっかけだった。通常、6年生は11月に支部のオールスター戦が終わった後、所属チームを引退。中学入学までの間は、元のチームの練習に参加するケースもあるという。しかし、実戦から遠ざかるだけでなく、手持無沙汰になる子どもたちが多かったこともあって、現在同チームの総監督を務める松本多美雄さんら橋本支部にある4チームでコーチを務めた父兄たちがボランティアでチームを発足させた。

 毎年、支部の4チームから20人近くの子どもたちが参加。今年は19人が集まった。「この時期から慣れておくことで、進学してからすんなり入れる」と、ボールや塁間など、すべて中学の仕様に合わせて練習するほか、ほとんどの子どもたちが進学する旭中学校の1年生や相原中と試合をしたり、支部の後輩チームと試合をしたりと1月から3月までの毎週末、活動を行っている。「今まで、ライバルだったチームの子たちと一緒のチームで野球がやれると楽しみにしている子どもたちも多いですね。また先輩たちと試合することで、子どもたちには目標ができる。我々教えている側も、中学にあがった子どもたちの成長が観れて楽しい」と松本さんは話す。

 こうしたチームの活動もあってか、旭中学校は県大会進出、県リーグ準優勝など、目覚ましい活躍を遂げている。またこうした取り組みが市内各地にも広がり、上溝や田名、大沢でも同様のチームが結成されている。「今後は他の地区との交流もしていきたい。このチームを出た子たちが中学で素晴らしい活躍をしているので、ぜひ甲子園に行ってもらえたら嬉しい。大人になっても付き合いを続けてもらいたい」と松本さんは話している。
 

さがみはら緑区版のトップニュース最新6

1市5町に「消滅可能性」

人口戦略会議

1市5町に「消滅可能性」

相模原「中間に位置付け」

5月16日

自転車レース 区内を疾走

ツアーオブジャパン

自転車レース 区内を疾走

5月25日 「迫力を感じて」

5月16日

22地区を「楽しく学んで」

市印刷広告協同組合

22地区を「楽しく学んで」

ゲーム開発で出前授業

5月9日

自転車振興を後押し

スルガ銀行

自転車振興を後押し

市と連携、独自イベントも

5月9日

災害対策拡充に重点

災害対策拡充に重点

市総合計画推進プログラム

5月9日

4日、5日に大凧まつり

4日、5日に大凧まつり

今年の題字は「稀風」

5月2日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook