２０１４年度公益社団法人津久井青年会議所の新理事長に就任した 杉本 直宏さん 久保沢在住 ３７歳
津久井の良さを残したい
○…公益社団法人津久井青年会議所（ＪＣ）の第33代理事長に就任した。スローガンは『大切なもの』。郷土”津久井”の素晴らしさを見つめ直して、大切なものを未来に引き継いでいくことを念頭に、34人のメンバーを率いていく。昨年16人が新入会し、メンバーも大幅に入れ替わった。今年も会員増強に力を入れるとともに「新会員の方々がＪＣに馴染みやすく、積極的に参加できる環境づくりを重要テーマにしたい」と話す。そのため、細かい規定や目標は設けず、各委員長の自主性を重んじた運営を心がけていく方針だ。「リニア、圏央道など変革の時期に、ＪＣが地域で果たせる役割は小さくないので、会員一丸で積極的な活動を行っていきたい」と、力強く抱負を語る。
○…津久井ＪＣへの入会は１９９９年。現メンバーでは最古参となる。これまでまちづくりや、青少年の育成分野で活躍。特に、毎年実施している小学生を招いたキャンプ活動では中心的な役割を果たしてきた。「我々地域の大人が、どう教育に取り組むべきかを考える機会を増やしたい。親の背中を、子どもは常に見ていますから」と指摘する。
○…城山生まれの城山育ち。プロパンガスを取り扱い、ガソリンスタンドなどを営む、祖父の代から続く会社の３代目でもある。最近感じるのは、地域が年々便利になっていく半面、昔ながらの良さが薄れていること。「豊かな自然やそこに暮らす人々との温かみのある交流など、大切にしなければならないものを残していきたいですね」
○…趣味はバレーボール。地域のクラブチームに所属し、ママさんバレーの指導にもあたっている。家庭では小学生になる２人の女の子の父親。しかし、ＪＣ活動や仕事に時間がとられ、子育ては妻に頼るところが大きいという。「好きなことを自由にやらせてもらい感謝しています。妻には頭があがりませんね」と笑って話してくれた。
