公益社団法人津久井青年会議所の第35代理事長に就任した 本田 泰章さん 三ヶ木在住 37歳
水源地を活かした振興を
○…公益社団法人津久井青年会議所(JC)の第35代理事長に就任した。今年のスローガンは、絶え間ない努力は物事を成すという意味の『水滴石穿(すいてきせきせん)』。湖や森林といった豊かな自然を前面に打ち出した地域振興に力を入れていくため、地域の他団体や近隣地区のJCとの交流を積極的に深めていきたい意向だ。「今年は初めて委員長に女性が就任しました。我々では気づかない女性目線の新しい風を会に入れてもらいたい」と期待を寄せる。また、今年は26人体制でスタート。昨年に引き続き会員拡大に努めていき、「新しく入ってきた会員が動きやすい環境作りに力を注ぎ、40人を目標にして会の拡大を目指したい」と話す。
○…津久井JCの入会は2004年1月。これまで各委員長、専務理事など要職を歴任し、どちらかというと縁の下の力持ちとして会を支えてきた。津久井JCから神奈川ブロックの理事長を輩出した時には、事務局長として活躍するなど、津久井JCのみならず、県内や関東の他地区のJCや地域の他団体にも顔が広い。「JC活動では神奈川県内を中心に、多くの地域に素晴らしい仲間が出来ました。私の何よりの財産ですね」と振り返る。
○…津久井で育ち、現在は父親から引き継ぐ水道設備会社を経営する。津久井の魅力を「地元の誇りである水源地であるという自負と、地域住民の団結力とその人柄の温かさ」と力強く話す。「何か困ったときには地域の皆が助けてくれる。当たり前のようでも難しい、それが出来る地域です」
○…趣味は車。数々のカーレースに出場し、昔は富士スピードウェイなどに行き、1400クラスのレースなどで走った経験もある。家庭では2歳の娘の良き父親。一番可愛い盛りである娘と一緒にいる時間が一番落ち着ける時間だ。「今年はJC活動に、仕事に忙しくなると思いますが、なるべく娘といる時間を取りたいですね」と話した。