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城山商工会青年部 ドローンで小倉橋を空撮 新たな魅力、名所をPR

文化

公開:2016年9月8日

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 城山商工会青年部(浅井保弘部長)は8月25日、ライトアップされた小倉橋をドローンを飛ばして撮影した。上空から見た小倉橋の魅力を発信するのが目的。同青年部では「普段見ることの出来ない角度からの写真・映像を今後様々な場所で紹介していきたい」と、そのPR効果を期待している。

 1938年に開通、神奈川の景勝50選、相模川八景にも選ばれる「小倉橋」。アーチ型が印象的な橋は、長年地元住民に親しまれてきた。一方、小倉橋の約100m上流に架かる「新小倉橋」は小倉橋の老朽化に伴い2004年に完成。これにより小倉橋の取り壊しも検討されたが、住民の強い要望もあり存続され、今では小倉の親子橋として、城山地区を代表する名所となっている。

 この貴重な名所を守ろうと、地元の市民団体「小倉ゆうゆうクラブ(田野倉武代表)」は定期的に美化清掃活動を実施。加えて、夏の灯籠流しの開催などPR活動も広く実施してきた。ライトアップはこうした活動の一環として、13年前から城山商工会青年部が始めた試み。7月20日前後から8月末までの夏休み期間、両小倉橋を幻想的に照らすことによって、「多くの人に城山に訪れて欲しい」との希望が込められている。

 今夏から、ライトアップの配置を変更。以前は小倉橋の真下から照らしていたが、より広角にライトが当たるように変更。その結果、青色に映える小倉橋と緑色に反射する新小倉橋のコントラストが以前よりも幻想的に見えるようになっていた。そうした中、会員から「小倉橋はフォトコンテストの題材とされるなど、様々な場面で写真に撮られているが、空から見た映像はない」との声が上がり、商工会会員の協力で、ドローンからの写真・動画を撮影することになった。

 浅井部長は「両小倉橋は城山の重要な観光資源です。今年はライトアップの配置を変え、地域の方々からの感想も上々でした。ドローンでの空撮は貴重な写真となりましたので、今後様々な場所で両小倉橋を発信していきたい」と話した。

 今後は城山商工会青年部のフェイスブックに空撮した動画を掲載する他、相模原市観光協会、城山観光協会、城山公民館などのホームページ等で小倉橋を紹介する記事の中で空撮写真を掲載していく予定となっている。

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