多摩版 掲載号:2015年11月19日号 エリアトップへ

「多摩くらふとフェア2015」実行委員長を務める 久保 則俊さん 鶴牧在住 54歳

掲載号:2015年11月19日号

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モノづくりの大切さPR

 ○…「大量生産の品にはない、造り手の心がこもった作品たちに出合ってもらえたら」。120を超える職人たちの品々が多摩中央公園に並ぶ「多摩くらふとフェア」。主催する実行委員会は、全員がボランティアだ。その中にあって、第2回から実行委員長を務める。「やる人がいなかったので」と苦笑するも、渉外担当として毎年、開催に向けて奮闘している。「私はただ肩書がついているだけで、委員のメンバー全員で作り上げてきたイベントです」と笑顔で話す。

 ○…2007年に松本市で開催されていたクラフトのイベントを知人から紹介され、見学に行った。その時に「世の中には凄いものを造っている人たちがいる。ぜひ多摩でもやりたい」との思いから地元での開催に奔走。第1回の実行委員長を務めた里森滋さんらとともにスタートさせた。大量生産品であふれるこの時代に「モノづくり」の大切さや「モノの価値」を伝える一助にと継続して行ってきた。「作品を造るうえで一つとして同じ物はない。だから来場者のメガネに適うものがあるはず。宝物を見つけてもらえれば」と微笑む。

 ○…今年で9回目を迎えるが、毎年異なる企画をと思案するも、その都度手続きや渉外に苦心してきた。昨年は、台風の接近に加え、デング熱騒動にも見舞われた。そうした混乱の中でも、実行委員のメンバーで知恵を出し合いながら開催にこぎつけ、1万9千2百人が来場した。来場者がお気に入りの作品を見つけ、笑顔になった瞬間や「また来るね」「来年も頼むよ」といった声が励みとなり、やりがいを感じる瞬間だという。

 ○…会社勤めの合間をぬって、1月から準備を進めてきた。今年は、例年より1カ月遅れの11月の開催。当日混乱が起きないよう、準備に余念がない。「スタッフ皆が来場者を”おもてなし”できるようにお待ちしています。ぜひ遊びに来てもらえたら」と、今年もイベントを盛り上げていく。

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