多摩版 掲載号:2018年3月8日号 エリアトップへ

「多摩市文庫連絡協議会」の会長を務める 寄神(よりがみ) 光代さん 鶴牧在住 65歳

掲載号:2018年3月8日号

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本と子どもたちをつなぐ

 ○…3月10日から14日まで永山公民館で開催される「第30回文庫展 子どもと本の広場」。市内の文庫など10団体が加盟する「多摩市文庫連絡協議会」が主催し、今年で30周年を迎える。絵本作家・はたこうしろう氏の原画展、これまで歩んできた30回分のチラシや、過去に招いた講師が手掛けた絵本のキャラクターを人形にして展示するなど見所満載だ。「はた氏の絵が素敵なのでぜひ観に来ていただけたら」と微笑む。

 ○…現在のように図書館が整備されていない時代に、市内各所で行われていた文庫活動。母親たちが家にあった本を持ち寄って、子どもたちに本の貸し出しや読み聞かせを行っていた。多摩に転居してきた30年程前、その文庫に触れた子どもたちが喜んで帰ってきた。それをきっかけに、今も参加する「コアラ文庫」に入会した。長年活動を続けていると、文庫に通っていた子どもたちが母親になり、今度は子どもを連れてやってくることも多い。「本と関わって、その方の人生に役に立っているのかなと感じる。それが嬉しいですね」とやりがいを語る。

 ○…その文庫も今では、図書館の整備に伴い数が減ってきた。おはなし会や読み聞かせが中心となり、役割も変わった。文庫の活動は、子どもたちが大人になって「あの時読んだな」と感じたり、学力につながったりと成果が表れるのは時間がかかる。「本は人間の栄養のようなもの。幼い時に経験できる事は限られているので、それを本を読んで知識で補う。長い人生の礎になる」と子どもの頃に本を読む大切さを訴える。

 ○…布の絵本サークルの代表を務め、作品を図書館に収める活動も行う。子どもに触れてもらえるような作品を考えてつくるのが楽しいという。「子どもたちにエネルギーをもらっています」と活動の源を笑顔で語る。本を通して、子どもたちと関わり続けること。それを目標にこれからも活動を続けていく。

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