7月から東京多摩プロバスクラブの会長に就任した 澤 雄二さん 聖ヶ丘在住 70歳
多摩市の創生・再生を
○…定年退職後に地域社会に関心を持ち、その経験を活かして地域に奉仕し、活力ある高齢化社会の創造、会員相互の交流と意欲向上を目的に活動を行う「東京多摩プロバスクラブ」。第15期会長に就任し、「未来のために多摩の創生、再生を!」を今期のスローガンに掲げる。「クラブも街も元気になっていければ」と意欲を見せる。
○…5年程前に、知人に誘われて入会。競争社会だった現役時代。人間関係の軋轢が往々にしてあったが、クラブにはほとんどない。「心優しく、理解があり、上下関係もなく、権威がない。居心地が良いグループ」と微笑む。会員同士の親睦と地域社会への奉仕が活動の両輪。今年度は、今以上に楽しい企画で親睦を深めると同時に、一人ひとりが積んできた経験を広報紙などで紹介し、その経験を市民に伝える「多摩市寺子屋塾」の創設を目指す。「人に優しい組織でありたい。15周年を迎え、未来への発展へ一歩踏み出す年にしたい」と抱負を語る。
○…大学を卒業後、フジテレビに入社。報道畑を長く歩み、プロデューサーとして「FNNスーパータイム」「報道2001」等を立ち上げた。当時の報道番組にはなかった画期的な番組構成、演出で”ニュース革命”を起こした伝説を持つ。2004年に参議院選挙に当選し、農林水産大臣政務官などを務めた。
○…ゴルフやガーデニングなど多彩な趣味の持ち主。「集中力がないので長続きはしないですけど」と苦笑い。「2020TAMA協議会」の代表も務め、多摩市の発展に向けた取り組みに奔走する。「自然・観光資源・交通の利便性など多摩にはポテンシャルがある。『オールTAMA』で多摩市の創生・再生を目指していきたい」と、走り続ける日がまだまだ続く。
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