今年度から「多摩市スポーツ推進委員協議会」の会長に就任した 山田 和久さん 鶴牧在住 73歳
「スポーツの楽しさ知って」
○…「スポーツ基本法」に基づき、子どもから高齢者まで地域の人たちが手軽にできるスポーツを提供し、健康で楽しい毎日を送れるように様々な事業を行っている「多摩市スポーツ推進委員協議会」。会長に就任するのは2年ぶり2度目。「市民の皆さんはもちろん、委員自らも楽しみながら、委員同士が協力して活動を行っていきたい」と抱負を語る。
○…これまでに「新春歩こう会」「快汗スポーツDAY」をはじめ、ニュースポーツやグランドゴルフ、ノルディックウォーキングの体験教室などを催し、活動を行ってきた。現在のメンバーは18人。今年、大学生2人が加わり、各種企画事業のほか、地域のスポーツ大会や講演会、レクリエーションイベント等の協力も行っていく方針だ。健康寿命がトップクラスの多摩市ではあるものの、リタイヤした人が参加したくなる企画や各企画の集客率を上げることが課題。「一人でも多くの人たちにスポーツの楽しさを味わってもらえたら」と笑顔で語る。
○…私立中学・高校の保健体育の教員だった。リタイヤ後、知人の紹介で体育指導員になり、20年前に委員になった。教えることはお手のもの。初めての人にも指導する際にこれまでの経験が役立っているという。自分たちで企画したイベントに参加してもらった時に「良かった」と笑顔で言ってもらえることが励みになり、やりがいを感じる瞬間だ。
○…家でじっとできない性分で、1万歩以上歩くことが日課。趣味はゴルフで、コースでもカートを使わず自らキャディバックを担いで歩く。「年齢も年齢なので一日一日目標を持って日常生活を送っていきたいですね」と破顔する。自身の健康と市民の健康のために委員活動に邁進する。
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