「厚木市自治推進フォーラム〜まちづくりの主人公になろう〜」が10月1日、市文化会館で行われた。これは、市民の意思に基づくまちづくりを進めるために、市民に自治基本条例についての理解を深めてもらおうと実施されたもの。ちなみに、厚木市では平成22年12月に自治基本条例が制定されている。
当日は、政策研究大学院大学の井川博教授を講師に招き「地方自治体における市民参加」をテーマに基調講演が行われた。井川教授は、地方自治とは何かや、なぜ必要か、地方自治の必要性、間接民主制の欠陥などについて説明しながら「地方自治は、地域の行政をその地域の住民の意思に基づき自立的に処理することです。また、自治の基本理念(まちづくりの基本的な考え方)は、人と人との絆を大切にする自治、協働による自治、自然の循環と文化を大切にする自治です」と話した。
市民代表としてそれぞれの思い語る
また、厚木市専門委員で関東学院大学法学部の出石稔氏をコーディネータに、パネルディスカッション「市民自治を進めよう」も実施。市自治基本条例推進委員会委員の大久保盛造さんと市住民投票制度在り方検討会委員の小林忠雄さん、市市民協働推進検討委員会委員長の山本治彦さんの3人がパネリストとして参加した。
住民投票についてや協働についての取組み、自治基本条例の推進について話し合う中で、山本さんは「ここ十数年、社会が大きく揺れ動く中で、市民の要求や行政として考えることも大きく変わってきました。また、行政から何でもかんでももらうという姿勢が取れなくなってきています」と話した。
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