6月4日から10日の「歯の衛生週間」にちなみ、一般社団法人厚木歯科医師会(田中恭三会長)が厚木市保健センターなどで啓発イベントを行った。
この日、同会の歯科医師による無料相談のほか、東海大学医学部の太田嘉英教授を講師に迎えて「口腔がん講演会」が開催された。90人を前に太田教授は「歯周病だと思っていたら実はがんだったということもある。早めに歯科医に相談して」と呼びかけた。
恒例の高齢者よい歯のコンクールは75歳以上の34人が参加。厚木歯科医師会会長賞は林三男さん(88)、厚木市長賞には河内好雄さん(86)がそれぞれ選ばれた。また8020運動推進委員による口の中を健康に保つ”健口体操”の紹介もあった。田中会長は「子どものころから予防、早期発見して治療することが大切。かかりつけ歯科医を持ち、定期的に検診を受けて欲しい」と話した。
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