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(社)厚木医師会からのお知らせ 「風疹の流行が始まりました」
昨年から、風疹が流行の兆しがあり、今年は東京都を中心に流行が始まり、神奈川県は東京に次いで多くの患者が発生しています。
「風疹」は、発疹、発熱、リンパ節の腫れが主な症状で、3日程度で治まり、俗に「三日はしか」とも言われ、比較的軽い症状で済むことの多い病気です。しかし、妊娠初期にかかると、比較的高い確率で、胎児が感染し「先天性風疹症候群(難聴、白内障、心奇形、網膜症、発育遅滞、精神発達遅滞など)」を発症します。昨年は、残念な事に5例の先天性風疹症候群の発生が報告されました。妊娠中に風疹にかからなければ防ぐことのできる病気ですから、防がなければなりません。
そのためには、感染対策が必要です。まず、地域での風疹の感染拡大を防ぐ事、【1】麻疹・風疹ワクチン接種対象者は早めに接種を受けることです。
麻疹・風疹混合ワクチンの、2期(就学前)、3期(中学校1年生)、4期(高校3年生相当)の接種時期は3月31日までです。まだ接種をされていない方は、早めに接種を済ませましょう。
【2】接種しそびれた人も早めに接種を受けること(20から40代の男性の感染が多いので、接種をお勧めします)
【3】医療・保育・学校現場での予防接種の勧奨などが必要になります。
そして、妊娠を希望される方、妊娠中の方は次に述べるような対策が必要です。
1.【妊娠を希望されている方】
妊娠を希望されている方は、抗体検査を行い、抗体が陰性の場合、または低い場合は予防接種を受けましょう。
予防接種を受けていても、抗体が上がらないことや、免疫が持続しない事があること、低年齢でかかっても抗体が下がってしまうことがまれにあり、抗体検査をしなければ風疹の抗体が実際にあるかどうかは分かりません。
妊娠中は、予防接種ができないこと、又接種後2カ月間は妊娠を避けていただくことが必要です。
2.【妊娠中の方】
1でも書きましたが、妊娠中に予防接種を受けることはできません。抗体のない方は、感染しないように外出を控えるようにすることや、妊婦への感染リスクを減らすため、家族の感染予防が重要です。妊娠中の(特に妊娠第20週以内の場合は緊急に)の方の風疹抗体価が陰性または低い場合、その方の夫、お子さん及びその他の同居家族は、風疹の予防接種を受けましょう。
風疹の検査や抗体価に関する相談は、医療機関へご相談ください。
風疹にかかった場合、他の人へ移さないようにしなければなりません。発疹がある間は、外出を控え、また、発熱・発疹などが出現し風疹が疑われ、医療機関を受診する時には、あらかじめ電話等で受診の仕方を確認して下さい。
地域で風疹の流行を防ぐことが何より必要です。皆様のご協力をお願い致します。
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4月19日