神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

職場訪問 高速道路の安全を守る 神奈川県警高速道路交通警察隊

社会

公開:2015年4月10日

  • X
  • LINE
  • hatena
今月1日の開所式の様子
今月1日の開所式の様子

 県内の物流拠点でもある厚木。東名高速や圏央道など、市民にとって高速道路はなじみ深い。今月1日には、あたらしく「さがみ分駐所」(市内中依知・圏央厚木IC)も開所した。

 そこで高速道路交通警察隊本部(川崎市宮前区)を訪問、伊東博志隊長(57歳)に話をきいた。

 高速道路交通警察隊(以下高速警察隊)は、1968(昭和43)年に東名高速の東京〜厚木間が開通した際、当時の交通機動隊(第一交通機動隊)に東名分駐所が設けられ、警部補19人、パトカー4台が2交代勤務で活動を開始した。その時の拠点は厚木インターチェンジ。その後、1971年に高速警察隊の設置が義務付けられたことで「神奈川県警察高速道路交通警察隊」が発足した。

 現在、隊員数は隊長以下208人。女性隊員も7人所属している。交通パトカー部隊は3個中隊編成で6小隊。市内には厚木分駐所と今回開所したさがみ分駐所がある。隊員の平均年齢は37・5歳。勤務は1勤務8時間の3交代制で、交通指導取締り、交通事故事件の捜査、緊急配備などの犯罪捜査の初期活動にあたっている。

圏央厚木ICにさがみ分駐所

 4月1日に開所した「さがみ分駐所」は、圏央道の県内部分全線開通に伴い設置されたもの。担当道路は圏央道の県内部分と新湘南バイパス。

 部隊は21人、パトカー等の車両は5台。施設には女性隊員専用の部屋も用意された。開所当日は、関係者が整列し、隊歌斉唱、県警交通部長の訓示など粛々と進められ、緊張感に包まれた式典が行われた。

 隊歌は部隊ごとにあり、今回新設されたさがみ分駐所のためには、第35代隊長が作詞。歌詞がふるっている。「相模の流れ 煌めいて 大山仰ぐ ハイウェー 山海つなぐ縦貫道 行け圏央の 若き獅子 赤灯一せん 輝きて ああ神奈川の高速隊」。

 最近は、高速道路内への自転車などでの立ち入りが多いのが課題だという。昨年1年間で立ち入りの110番通報は504件。保護したのは166人でその内、高齢者は76人。「新しい道路だけに利用者も迷う。多くの想定をしながらパトロールにあたりたい」と伊東隊長は話している。

この4月に着任した伊東博志隊長。警備課、公安第二課、APEC対策課など警備畑を歴任。警察官を志したころの「初心」を忘れずに職務にあたりたいと話した。
この4月に着任した伊東博志隊長。警備課、公安第二課、APEC対策課など警備畑を歴任。警察官を志したころの「初心」を忘れずに職務にあたりたいと話した。

湘南物流株式会社

昭和51年設立。食品輸送のトータルプランナー/アルバイト・正社員も募集中

http://www.shonanl.jp/

<PR>

厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6

人権啓発への貢献たたえ

人権啓発への貢献たたえ

ポスター、作文優秀作表彰

12月6日

思考力・表現力を育む

厚木市

思考力・表現力を育む

厚木こども科学賞

12月6日

将来見据えキャリア教育

飯山小学校

将来見据えキャリア教育

10職種の職業体験

12月6日

あつフェスに600人来場

あつフェスに600人来場

手作りイベント盛況

12月6日

理工系人材育成へ議論

理工系人材育成へ議論

9大学が「工大サミット」

12月6日

新人シンガー大賞に

花村鈴子さん

新人シンガー大賞に

応募43人の中から受賞

12月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月1日0:00更新

  • 9月20日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月6日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook