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愛−LOVE−をつなぐ 障害があっても高校は卒業できる ワイズ・インフィニティ高等学院／明蓬館ＳＮＥＣ本厚木
「預かる子どもたちと親御さんのサポートを何よりも重視していきたい。障害があっても、発達に心配があっても…、どんな子どもたちにも、未来には多くの選択肢があることを知ってほしい」。
今年４月、明蓬館高等学校のグループ校「ワイズ・インフィニティ高等学院 明蓬館ＳＮＥＣ本厚木」を開設する。ＳＮＥＣ（スペシャルニーズ・エデュケーションセンター）は不登校・引きこもり、発達障害をもつ子どもたちを高校卒業まで導く。明蓬館といえば、全国的に通信制高校を展開、そして世界的にも注目を浴び、自閉症天才作家の異名をとる東田直樹さんを見出した日野公三さんが校長を務める高校だ。
都内で映像翻訳会社の代表を務める山下さん、かたわら福祉支援活動も行っていた。地元厚木でその活動をカタチにしたのが昨年春。障害をもつ小・中学生のための放課後デイサービス「ポッシブ」を旭町に、年末には三田にも開設させた。
そして預かる子どもたちの進路を未来につなぐため、スタートさせるのがＳＮＥＣ本厚木だ。
昨年秋、山下さんのことを記事中で「行政や世間に意見する前に自らが行動を起こすその姿勢に学びたい」と書いた。ここに読者から反響を頂いた。「共感する――」と。驚くべき判断スピードと行動力の人だ。でもとても自然体でしなやか。その根底にあるのは「愛」なのだと思う。
多忙な日々を支えるのは南毛利中時代の同級生でビジネスパートナーの小林雅人さん。二人がこの先めざすのは、高校卒業後の子どもたちの未来をつなげていくこと――就労支援。今後も目が離せそうにない。
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ワイズインフィニティ高等学院 明蓬館SNEC本厚木
神奈川県厚木市旭町５－４３－１４ パストラルASAHI ２階
TEL:046-258-9755
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