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ドクターQ&A Case1.逆流性食道炎
Q.逆流性食道炎と言われ、薬を一週間ほど飲み症状が治まりました。服用をやめてもいいでしょうか?また、再発しないためにはどうしたらよいでしょうか?
A.逆流性食道炎とは、強い酸性の胃液や胃で消化される途中の食物が、食道に逆流して胸やけや胸の痛みなど様々な症状が生じる病気です。全く無症状な方もいれば、胸焼けやのどの違和感、咳や口内炎などを自覚される方もいます。ただし同様の症状を起こす他の病気(胃癌、食道癌や胃潰瘍など)の場合もあり、一度は胃カメラ検査を受けられる様にして下さい。
逆流性食道炎の原因は、加齢や生活習慣(食事の内容や肥満、姿勢など)によって、食道を逆流から守る仕組みが弱まることや、胃酸が増えすぎることで起こります。また最近では、粘膜の炎症(荒れ)やストレスなどが、食道の知覚を異常に高めてしまうこと(知覚過敏)が、逆流性食道炎の症状に大きな役割を果たしているとの報告もあります。
治療法は、薬物療法と生活指導が主体です。治療薬は、胃酸の分泌を抑制する薬や、胃や食道の食べ物を送り出す運動を促す薬、食道・胃の粘膜を保護する薬があります。特に胃酸の分泌を抑える薬は、効果が大きく、内服後症状が早期に改善することが多いです。しかし一時的に症状が改善しても、知覚過敏の状態は改善しないことが多く、内服中断後、症状が再発する場合が多くみられます。その為、知覚過敏が改善するまでは内服を続けることが大切です。
再発予防には、食後逆流しにくいように、すぐ横にならないことや、腹圧の上がるような前かがみの姿勢を避けたりすることである程度の予防、治療が可能です。逆流を起こしやすい食品としてアルコール、コーヒー(特にブラック)、炭酸飲料、たばこ、油もの、甘いもの、酸っぱい食品、炭水化物などがあり、食事の改善などの生活習慣を変えることも重要になります。
※原則毎月2週目にこれから掲載していきます
あいかわ・きよかわ こどもタウンニュース4月30日 |
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4月19日