市内金田地区にある現環境センター北側水田を建設予定地としている新ごみ中間処理施設について、厚木愛甲環境施設組合が、「ごみ中間処理施設整備基本計画」を策定する前段階として同案のパブリックコメントを実施している。
同案は、2013年11月に金田地区の上部・東部・中部の3自治会と厚木市が締結した基本協定書に基づき、学識経験者などで構成する検討委員会が昨年11月までに会議を6回開催し、まとめたもの。
計画案によると、新施設では厚木市、愛川町、清川村のごみが収集され、1日に焼却ごみ273t、粗大ごみ20tの処理を想定。今回の案で稼働開始時期が当初予定の2020年から25年に延期されたほか、施設面積は国の災害対策方針などを受けて災害時の廃棄物一時保管場所となる一般向け緑地を追加し、約1・8haから約5・6haに拡張されている。
パブリックコメントの提出資格は、3市町村の在住者などで、期間は2月5日(金)まで。集まった意見は「組合と市環境施設担当が整理した上で今年度内にまとめる予定の基本計画の参考にしていく」(同組合)という。
同施設建設を巡っては、13年2月に住民の1076人分の反対署名が市長あてに提出されたほか、白紙撤回を求める住民の陳情が市議会で不採択になった経緯がある。金田地区新ごみ焼却場建設に反対する会の鈴木正次代表は、「今も不満を持っている人は大勢いる。最後まで地道に反対の意思を示していきたい」と話す。
同地区の3自治会からなる連合自治会の嶋崎良一会長は「地域には賛否両方の意見があるので、自治会としては住民の方々が不安に感じている部分を調整して要望を市と施設組合に伝えていきたい」と語った。
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