上荻野小学校(武井綾子校長・全校児童数542人)は7月4日、同校敷地の畑で津久井在来大豆の種まき体験を実施した。
種まきは同校独自の「津久井大豆のプロジェクト」の一環。幻の大豆として一時失われかけた「津久井在来大豆」の復活と、大豆栽培を通じて児童らに地産地消への意識を高めてもらおうと実施している。
3年目の今年は、2kgの大豆をJAあつぎ大豆部会(部会員25人)が提供。この日は同部部会長の井上允さんが指導に訪れ、種をまいたあと土をしっかり被せることで鳥に食べられるのを防ぐことなどを低学年の児童らに説明した。
児童らは炎天下のなか、土に指を入れて一粒ずつ種をまき、「いつ芽が出るの」「早く大きくなって」と成長を心待ちにしていた。11月の収穫後、3年生は収穫した大豆などで豆腐作りも体験する予定。
井上さんは「自分たちで栽培から収穫まで学べることが大切。大豆生産がさらに活発になるよう支援を続けたい」と話した。
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