▽昨年度、50周年を迎えた厚木ライオンズクラブ。一つの大きな節目を越え、第51代会長に就任した気持ちは「改まった挨拶ひとつにも、重みを感じます」と、その責任を噛みしめる。
▽「親和と協調」をテーマに、「和を以て真心の奉仕を」をスローガンに決めた。その心は「ゆっくりと原点を見据え、皆仲良くおだやかに」。「改めてライオンズの真の精神に立ち返り、社会奉仕に取り組んでいきたいです」と、丁寧な口調で語る。
▽従来の献血、献腎、献眼といった活動に加え、「婚活の案も提案しています」と、新しい奉仕の形を企画中。会員同士の親睦のため、アミューあつぎのクッキングスタジオを利用した「カレー例会」は実施が決定しているという。「ひとつのものを作って食べる。なんだか楽しく、仲良くなれそうですよね」と話す瞳は茶目っ気にあふれている。
▽中国の大連で生まれ、終戦とともに厚木へ。小鮎小、中、厚木東高校を卒業後、市役所へ入庁。その後は、服飾を学ぶために専門学校へ通い「今日の服も自分で縫ったの」とにっこり。大の動物好きで、震災の時には犬を預かるボランティアにも取り組んだ。娘さんは写真家として本紙に登場いただいた。一家のアイドル・愛犬の名はゴンゾウ。
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広げよう支援の輪5月3日 |
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