「相模川で獲れた天然鮎の美味しさを多くの人に知ってもらいたい」。その思いを実現しようと「相模川の伝統漁法を守る会(會田晃会長)」が4月27日、市内幸町にある居酒屋花福で鮎料理の提供をめざした、お披露目試食会を開いた。
この日は、同会会員に加え、厚木市観光協会や市商業にぎわい課、市観光振興課の職員ら約10人が出席。冷凍保存されていた昨年獲れた鮎が、塩焼きや天ぷら、南蛮漬けで振る舞われ、「美味しい」と口々に感想を述べていた。
花福で提供される鮎料理は、相模川沿いにあった料亭・大島家の元女将、篠崎タマキさん(75)が監修を担う。「6月の小さな鮎も育った大きな鮎もそれぞれの美味しさがある。鮎は厚木の名産だから、いろんな方に食べていただきたいです」と思いを語った。
會田会長は「香りや苦みが天然鮎の魅力。こんなに美味しいんだよということをもっと知ってもらいたい」と話した。
花福での料理の提供は、鮎漁が解禁になる6月1日から開始される予定。
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