厚木市立相川小学校(高橋健一校長)で1月29日、神奈川フィルハーモニー管弦楽団による「ゆめコンサート」が開催された。
子どもたちに音楽に親しんでもらいたいと、県内の学校を対象に、同楽団が主催して毎年開催しているゆめコンサート。当日は約60人の団員がビゼーの『トレアドール』『ファランドール』、シベリウスの『フィンランディア』など迫力ある演奏を披露した。
コンサートでは児童と一緒に演奏する一幕も。昨年12月のワークショップで楽団員4人の指導のもと、低学年は『おもちゃの交響曲』(モーツァルト)、高学年は『威風堂々』(エルガー)の練習をしており、この日が初披露となった。児童らは鍵盤ハーモニカ、リコーダー、カスタネットなど真剣な面持ちで演奏し、本物のオーケストラと共演を果たした。
さらに、児童は同楽団の演奏で『Friends of AIKAWA』を合唱。この曲は、東日本大震災の直後に、校名が同じという縁で交流が始まった石巻市立相川小学校(現在は統合され北上小学校)の児童と共に歌詞を作ったもので、同校では第二校歌として親しまれている。今回は歌詞を新しく作り、全校児童で熱唱した。
コンサートの最後には、児童が「一生忘れない素晴しい思い出ができました。新しくなった『Friends of AIKAWA』は、明るく生まれ変わり、未来へ向けて大きな夢を叶えられそうです。ありがとうございました」と感謝の言葉を伝えた。
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