愛川町の八菅山いこいの森で4月10日、ナラ枯れ講習会が開催された。
「ナラ枯れ」とは、カシノナガキクイムシという虫が媒介するナラ菌が木の幹内で繁殖し、枯れてしまう伝染病。被害が蔓延することで、折れた木の枝や幹が落下してくる恐れや、ドングリなどが減少し野生動物が食料を求めて人里に出てくるなど、様々な被害が懸念されている。
神奈川県内でも被害木が急増しており、厚木市では昨年度末で6百本以上の被害木が確認されているほか、愛川町や清川村でも被害が報告されている。
この日の講習会では、里山保全団体や自治体職員ら十数人が参加。自然環境保全センターの職員が講師となり、いこいの森にある「あおぞら館」でナラ枯れについての概要や対策の座学が行われた。その後は、虫を吸着する粘着シートや、虫の穿入を防ぐトラップの設置など、対策の実習も行われた。
6月にカシノナガキクイムシが羽化して飛散すると被害が拡大するため、厚木市をはじめ各自治体では、ボランティアなどとも協力して対策を進めていくという。
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