愛川町の町立小・中学校で6月11日から、地場産食材を使用した給食に動画を組み合わせた食育の取り組みが始まった。
町では、食育の一環として町内産の野菜や卵、肉などの食材を積極的に給食で使用している。今年4月から、より多くの地場産品を使用した献立を提供する「愛川パクパクデー」の取組みをスタート。6月からは、これに加えて地場産品の生産者が出演する動画を給食時間に上映した。
動画が上映された6月11日の給食は、ポークカレー、ご飯、豆のサラダで、全てのメニューで愛川産の食材が使われている。初の動画では、カレーで使用しているジャガイモを生産している町内の農家「有機農園けのひ」のインタビューが上映され、ジャガイモの品種や有機栽培の土の秘密などが紹介された。
動画を見た児童は「地元の人が野菜を育てる気持ちがよくわかりました。大好きなカレーがよりおいしく感じました」と話した。町教育委員会教育総務課では「愛川町産の野菜や卵、お肉などを給食に使い、動画で紹介することで食育につなげたい。また、生産者の声を届けることで、食の大切さを改めて考える機会にしてもらいたい」と話す。
![]() 第1回の動画は上記2次元コードから視聴可
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