県政報告 一般質問に登壇山間部の課題を提起 神奈川県議会議員 佐藤けいすけ
6月24日に開催された県議会一般質問に登壇しました。105人いる県議会議員の中で、私は、山間部の課題提起をしていくことが山間地域に住む自分の役割と考えています。そこで一般質問では、愛川町、清川村の森林や山、自然を活かした教育や安全対策などをテーマとしました。
森林の課題に目を向ける!
県では、平成9年から荒廃した森林の所有者に代わり整備を行う事業を始め、平成19年からは水源環境税を導入し、水源の整備を進めています。
その中で、適度な森林の整備や伐採・搬出をするために、林道と作業道の路網整理を進めてきました。その総距離は県全体で約900Kmとなっています。木の搬出や災害を抑制するなど森林の機能を発揮するために、路網の管理は重要です。
水源施策の終了に伴う返還林やこの10数年で整備されてきた森林路網の管理、そして近年話題となっているナラ枯れなどが、今後の県内森林施策において重要な課題となっています。森林の役割も近年見直しが図られていることに加え、水源税を始めとした税金が投入されていることから、それぞれ懸念される課題に対して対策を求めました。その結果、路網の設置基準を見直すことや、ナラ枯れについては衛星写真を活用し、市町村等への支援に取り組むなどの答弁を得ました。また環境教育の視点から森林の機能を学び、子どもたちに伝えていくことや、都市部の方へ水源地域の重要性を理解して頂く必要もあります。今後も関係者や県民を繋ぎ、未来へ引き継ぐ森林作りに取り組んで参ります。
コロナ対策を質疑!
今年度は、医療や福祉等の事業を審査する厚生常任委員会に所属し、日々変化するコロナ対策である「神奈川モデル」等について質疑しました。会派を代表して討論にも2回登壇し、手軽かつ迅速にセルフチェックできる抗原検査キットの活用や、CO2濃度測定器の設置等、換気の強化によるクラスター対策など、提言した内容が実現しています。
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