厚木市中町のロボットゆうえんちでは、このほど新たに発見された相澤ロボットの修復に向けたボランティアを募集している。
現在、ロボットの塗装の状態が良くないため、「現状で塗装を修復するために有力な方法があるのか、塗り直した方がいいのか、それともそのままの方が良いのか、塗装や鈑金、工業関係の方からのアドバイスが欲しい」と岡本正行社長は話す。そのほかにも、相澤ロボットを後世に残していくために、「文化財の知識がある学芸員さんのような方からのアドバイスも欲しい」という。修復作業の方向性が決まるまでは一人でも多くの人の意見に耳を傾けていく。
展示施設も募集
ボランティアの募集は8月末を目途に予定しており、その後は実際に修復の方向性を決めていく。修復作業は岡本社長のほかに神奈川工科大学ロボット・メカトロニクス学科の兵頭和人教授、ロボットクリエイターの芳賀義典さんの3人が中心となって進めていく。ただ、現在も緊急事態宣言の影響で、関係者が実際にロボットを見ることができていない。「文化財の修復を、実物を見ないで決めることはありえないように、相澤ロボットの修復も見ないで方向性を決めることはできない」と予定よりスタートが遅くなることも視野に入れる。
また、現在ロボットゆうえんちでは、発見された相澤ロボットを展示、保管したいという施設も募集している。
ボランティア等に関する詳細、問合せはロボットゆうえんち【電話】046・225・5210、【メール】info@robotyuenchi.comへ。
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