ＰＴＡが管理する花壇
厚木市立依知南小学校ＰＴＡ（徳永高志会長）がこのほど、令和３年度の優良ＰＴＡ神奈川県教育委員会表彰を受けた。徳永会長は「これまでの方々がやってきたことが評価され、ＰＴＡに携わる者として非常に嬉しい」と喜ぶ。
今回は、ＰＴＡの健全な育成、発展を目的とした取組みが優秀な実績を上げたと評価された。同校ＰＴＡでは、活動内容や手順を具体的に示したマニュアルを作成している。これは、初めてＰＴＡの役員や委員に選ばれた人が困らないように、活動内容や段取りなどを細かく記載したもの。委員会ごとにマニュアルがあり、「役員が２年ごとに交代していくが、マニュアルのおかげもあってスムーズに進んでいると思う」と徳永会長も話す。
児童とともに花壇を管理
さらに、校内２カ所に「ＰＴＡ花壇」と呼ばれる専用花壇があり、児童とともに管理している。年に２回の植え替えをＰＴＡが行い、花の水やりを栽培委員会の児童が行う。現在は約２８０株のパンジーなどが花壇を彩っている。外村美佳校長は「ＰＴＡはもちろん、地域のボランティアの方々が学校に協力的で地域の力の大きさを実感している」と感謝する。ふれあい水田、除草作業、地域のゴミ拾いなど、地域が学校を支える行事も多い。徳永会長は「コロナ禍なので安全面、健康面に十分配慮しながら、子どもたちのためにできることをやっていきたい」と話した。
表彰を受けて佐後教育長に受賞報告も行った（中央が徳永会長）
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広げよう支援の輪5月3日 |
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