睦合東中学校(重久昭彦校長・厚木市三田)の美術部が制作した大絵馬が地元の妻田薬師に奉納され、1月17日に生徒らが同所を訪れた。
この奉納は、9年前から続いているもの。当初は管理する妻田薬師保存会から同校に声をかけて始まったもので、今では同美術部の年間行事に。毎年新年の干支を描いており、今年は龍をモチーフに図柄から生徒たちが作っていった。
生徒らは思ったより良い出来栄えに満足そうだった。
また、1月20日にはこの時期の風物詩、お焚き上げも行われた。
お焚き上げは、粗末に扱うことができない品物や故人が生前に大切にしていた遺品などを、神社や寺院で供養した後に焼却する宗教儀式。妻田薬師では主に正月に使用した松飾りやしめ縄などを焼くどんど焼き的な伝統行事として、長年この時期に実施されている。
昨年から地元の白根自治会と妻田薬師保存会が協力して執り行うようになり、この日も火気に気を配りながら約1時間半ほどをかけて焼却した。関係者らは「これも新年の恒例行事。滞りなく済み安堵した」と話した。
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