厚木市立病院を浸水から防ぐための工事が2月末に完了した。
同病院が2017年に新築した当時は災害対策として高さ1・4mのコンクリート擁壁があったが、気候変動の影響で想定される風水害規模が拡大し、最大1・86mの浸水想定が判明した。
災害拠点病院の同院が水害時も診療機能を保ち、重症者を受入れられるよう、昨年5月からの工事で壁は2・1mにかさ上げ。耐水圧補強も行い、正面玄関の周囲は脱着式の防水板を設置できるようにした。事業費は約6億4千万円。
同病院は「最大の想定規模でハード面の対策が完了した。今後は防水板の設置訓練を行い、備えを万全にしたい」とコメントしている。
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