厚木商工会議所の製造業などが中心となって組織する「ATSUMO」(あつぎものづくりブランドプロジェクト)が3月21日、「厚木市青少年発明コンクール」(松川サク工業振興基金事業)の入賞作品から選んだ「DVD・本かんたん!取り出し機」の試作品を制作し、発案者となる河野晴仁さん(厚木小2年)に贈呈した。
これは、子どもたちにモノづくりの楽しさを実感してもらうためにアイデアを具体化しようと、2020年度から毎年実施している取り組み。今年度の同コンクールには市内から42作品の応募があった。試作品に選ばれた河野さんの作品「DVD・本かんたん!取り出し機」は木材と牛乳パックを加工して作られ、収納部の下から伸びた先端を押すことで、ワンタッチで簡単に収納品が取れるというもの。
当日は同理事の菅井敬社長((株)レヂテックス)と、試作品を製作した川井一光社長((株)厚栄商会)が出席し、アクリル素材で作った試作品を河野さんに手渡した。「アイデアのある作品で作り甲斐があった。これからも考えて、想像して楽しい作品を作ってください」と菅井社長。試作品を手にした河野さんは「少しの力で本が取れたらと考えた。大変だったけど、頑張ってよかった」と話した。
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