食べることや飲み込むことに何らかの支障をきたした状態の、摂食(せっしょく)・嚥下(えんげ)障害の患者を地域連携で支えようと3月1日、厚木市船子の東名厚木病院で勉強会が開かれた。
この勉強会は、地域医療支援病院に承認された同病院が、チーム医療としての連携強化や、急性期医療での食支援に関する関係者の質的向上などを目的に5年前から実施しているもの。地域連携における食支援の協働を図る狙いもあり、今回で50回目。
この日は同病院のスタッフをはじめ、県内の医療・福祉関係者らおよそ100人が出席。また、今回は患者や家族らがはじめて勉強会に参加した。
「食べたいを支える地域連携〜急性期から在宅までの支援の実際〜」をテーマに行われた勉強会では、重症脳梗塞が原因で摂食・嚥下障害になった患者2人の症例を、同病院の看護師をはじめ、地域で連携する病院や施設の関係者らがそれぞれ報告。家族からは「皆さんの努力で、辛抱強く治してくれて感謝しています」といった言葉があがった。
同病院の摂食嚥下療法部課長、小山珠美氏は「患者様や家族のニーズを知る良い勉強会になった。食のバリアフリーをめざし、地域連携で顔の見える環境作りをしていきたい」と話した。
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