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厚木北高生が被災者支援 広がれ善意の輪

社会

公開:2011年4月1日

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ダンボールにはたくさんの衣料品が入っている
ダンボールにはたくさんの衣料品が入っている

 東日本大震災の発生を受け、県立厚木北高等学校(小野文生校長・生徒数544人)の1・2年生が、タオルや衣類などの支援物資を被災地に送ろうと地域住民に呼びかけて衣料品の回収を行った。これは、同校生徒会の小島果恋会長が宮城県・仙台市で被災した知り合いから「現地では、衣料品などの物資が必要だ」という声を聞いて企画したもの。

 生徒は3月18日に「衣料品を集めて被災地に送ろうと思っています。3月22日に回収にいきます」と書いたビラを配布した。「2、3日しか準備期間がなかったので、そんなに数が集まるとは思っていませんでした」と生徒会副会長の山口泰平さんは話す。

 しかし、回収当日の22日に山口さんらが登校すると、昇降口には衣類の入ったたくさんのビニール袋が置かれていたという。その後も、衣料品は続々と届いた。想定外の出来事に生徒らは驚きを隠せなかったという。また、生徒だけでは回収の手が足りず、車やタクシーで回ったが、学校には「取りに来るって言っていたから待ったのに来ないよ」といった電話もかかってくるほどだったという。

 1日で集まった衣類の数は、未使用と古着を合わせ約1万3000点(上着/約4000点、ズボン・スカート類/約1600点、コート・ダウン類/約1000点、肌着/約1000点、靴下/約900点、タオル/約4500点)。集まった衣料品は、使用・未使用も含めて種類ごとにダンボールへ入れ、厚木市役所と社会福祉協議会を通して被災地へ送る予定だ。
 

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