銅製鶴で復興支援 厚木の板金業者がチャリティー販売
東日本大震災の復興支援のためにと、厚木市技能職団体連絡協議会(市川肇会長)がチャリティー折り鶴を制作した。
折り鶴は銅の板金製。厚さ0・1ミリ程にまで伸ばしたものを磨き上げ、折り曲げていく。同会加盟の板金業者13人が、4月半ばから1000羽を目標に作り始めた。
震災の影響で材料が品薄なのと、通常の生産ラインの中で作業することもあり、1日に作れるのは15個が限度。作り手によって羽の形状などが少しずつ異なるという。1口1000円で販売しており、その収益は厚木市を通じて日本赤十字社に寄付される。これまでに250羽が完成し、5月上旬の段階で既に120羽が販売された。
同会の市川会長は本業の板金工事のほか、厚木警察署の少年補導員として長年活動してきた顔を持つ。「被災地の子どもたちが下を向くことなく、少しでも元気になってもらえれば」との思いで折り鶴制作を考えたという。
購入に関する問合せは市川板金工業【電話】046(245)1458【FAX】046(245)1485へ。
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広げよう支援の輪5月3日 |
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