日産ベトナム人社員が先生に 玉川小で国際交流授業
厚木市立玉川小学校(大貫洋校長)で12月1日と2日、日産自動車株式会社のテクニカルセンターに勤務する外国人社員による出前授業が行われた。
この授業は、外国人と触れ合うことで子どもたちにさまざまな国への理解を深めてもらおうと、同社が5年前から実施しているもの。
学校を訪れたのは、8人のベトナム社員。2人ずつ教室に向かい授業をスタート。流暢な日本語で、自分たちの国の食べ物や遊びなどを写真や地図を使って分かりやすく説明した。スクリーンにフォーなどの食べ物が映しだされると、児童たちから「おいしそう」「おなか空いた」などとの声があがっていた。
1年生を受け持ったチャン・アィン・ヒェウさんは「子どもたちと触れ合うことで元気がもらえた」と笑顔を見せた。
大貫校長は、「外国のことを教えてもらうことはもちろん、社員の皆さんとの触れ合い自体が良い経験になっている」と話した。