市民の声で地域活性化 まちづくり提言書を提出
中心市街地のまちづくりのあり方を検討してきた「厚木市中心市街地まちづくり会議(市原出会長)」が2月2日、まちづくりのアイデアをまとめた提言書を小林常良市長に提出した。
提言書は、「歩いて楽しいまち」をテーマに、6つ(デザインを取入れる、駅周辺の賑わいを高める、相模川を利用する、文化芸術をいかす、既存の資源・ストックを活用する、市が進めるまちづくり)の視点からまちづくりの方向性を示している。
具体的には、公共施設の集約・再配置、河川敷への憩いの場・バーベキュー場などの整備、文化ホールの設置、飯山・七沢温泉郷の観光資源の活用などといった内容が盛り込まれている。
同会議の市原会長は「会議ではいろいろな意見が出されたが、歩いて楽しいまちにしたいというのは委員共通の思い。かなり踏み込んだ内容に仕上げられたと思うので、実現に向けできることから実施してほしい」と要望した。市では、提言内容を関係部署などで検討し、今後の計画に積極的に反映させていく予定だという。
厚木市中心市街地まちづくり会議は、2010年11月発足。公募を含む市民や商業者団体・交通事業者団体の代表者・学識経験者14人が集まり、2年間に計6回会議を開催。メンバーは、それぞれの立場や身近な視点で捉えた中心市街地の課題などを議論。
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広げよう支援の輪5月3日 |
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