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初の優勝で文部科学大臣賞 トランポリン・ボンファイアの芝尾くん

スポーツ

公開:2012年3月9日

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大臣賞の賞状を見せる芝尾くん
大臣賞の賞状を見せる芝尾くん

 「JOCジュニアオリンピック2012 都道府県対抗トランポリン競技選手権大会」(静岡県掛川市)の決勝が2月26日に行われ、市内のクラブチーム・Atsugi bon fireに所属する中学3年生の芝尾慧(けい)くんが15歳〜16歳男子の部で優勝。文部科学大臣賞を受賞した。

 芝尾君が参加した同部門には全国から28人がエントリー。前日に行われた予選では5セットの演技を行い、技術点などを競った。この大会で初めて跳ぶ技もあり自信はなかったと芝尾くん。だが「すごく上手くいった」と本人が振り返る通り会心の演技を見せ、トップの得点で予選を通過。予想外の展開に「何かの間違いだ」と思わずつぶやいた。

 決勝トーナメントには8人が進出。1対1の対戦形式で10セットの演技を行い、勝敗を決めた。対戦相手が相次いで演技を失敗する中、芝尾くんは3戦ともノーミスで演技終了。個人戦では自身初めてとなる優勝を手にした。

 「優勝してうれしいという気持ちもあるが、タナボタです…」と喜びも控えめな芝尾くん。トランポリンのごとくフワフワしたつかみどころの無い話しぶりで、友人からは「不思議ちゃん」と呼ばれる。トランポリンは友人に誘われ、小学2年生から始めた。「自分の行動に自覚がない」と受動的な性格だが、トランポリンだけは自分の意思でここまで続けてきた。

 趣味はテレビゲーム。最近のお気に入りはロボットが戦うシミュレーションゲーム。ゲームの話になるとトランポリンのことよりも口が滑らかに。クラブのコーチも「『この技が出来るようになるには、この武器を手に入れないと』と、ゲームのような指導をしたら、ぐんっと成長したんですよ」と冗談めかして話す。

 この春高校に進学するが、トランポリンはもちろん続けていく。「続ける以上は高みをめざしたい。行けるところまで精いっぱいいって、よくできたと思えるような競技人生を送りたい」と、フワフワした語り口ながら、まっすぐとした志を語った。
 

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