神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

ZOOM UP 「光の表現を描きたい」 妻田西在住 齊藤良治さん

文化

公開:2013年7月26日

  • X
  • LINE
  • hatena
光と青色を絵で表現するのが齊藤さんの特長だ
光と青色を絵で表現するのが齊藤さんの特長だ

 7月31日(水)まで、市内小野のHAPPYcafe食堂で作品展を開いている絵画表現家・齊藤良治さん(31)。「けいむえーねくすと」の名で、都内や神奈川を拠点に活動している齊藤さんに話をうかがった。

 ▽作品展のコンセプトは「梅雨のジメジメを吹き飛ばす清涼と夏」。鮎まつりや箱根登山鉄道、茨城の海岸などアクリルや水彩で描いた6号から10号の作品5点が展示されている。「鮎まつりの花火が始まるんだというワクワク感を表現しました」と笑顔で話す。光の表現と青の彩りを絵に込め、濃淡の強弱を出しているのが特長だ。活動テーマは「楽しんでもらう」。厚木の日常を切り取ったあつぎ大通りや、パルコが閉店する前日の絵など地元への愛着は深く、厚木の風景は年2枚ずつ描きためている。

 ▽おばあちゃん子で雅号の「けいむ(keim)」は祖母の川野ミエさんの名前から。「えーねくすと(a―next)は「ア次(厚木)=厚木でチャレンジしていく」という2つの意味を込めた。祖父母が住んでいた熊本に帰省したときに熊本城や有明海の絵を描いていた。6年前、友人と原宿で初の展示会を開いたのが大きな転機となった。「まさか絵画活動をするとは思っていませんでした」と謙遜するが、3人組の高校生が展示会に来たとき、着ていたシャツに絵を描いてくれと頼まれたことが、今でも忘れられないエピソードだという。それは今でも大きな原動力になっている。

 ▽伊勢原市生まれ。伊志田高時代は授業で美術を選択した程度。決まりきったものを描くのは苦手で周囲からはマイペースな性格だと言われるそう。「作品の良い悪い関係なく心が動いてくれたらいいですよね」としんみり。以前は就職していたこともあったが、現在はアルバイトをしながら秋に大和で開く展示会に向け作品作りに励む毎日だ。制作中の作品は「東武線の江戸川」が舞台になる。「人のぬくもり、手作り感やアナログ感を大事にしたいです」と力を込めた。
 

厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6

高低差70mの人工瀑布

高低差70mの人工瀑布

宮ヶ瀬ダム観光放流

5月3日

町建設業協会が50万

町建設業協会が50万

能登半島地震災害義援金

5月3日

精細な鉛筆画展

鳶尾

精細な鉛筆画展

もりや亭

5月3日

みんなの本棚誕生

みんなの本棚誕生

厚木市船子のマンション

5月3日

広げよう支援の輪

中学生の議員を募集

中学生の議員を募集

子ども議会に向けて

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook