厚木商業高校女子ソフトボール部(宗方貞徳監督・部員数38人=写真)が、6月15日まで行われた全国大会(インターハイ)県予選で優勝し、4年連続19回目の全国出場を決めた。
同部は、優勝した関東大会を8日まで戦っており、インターハイ予選決勝はその翌週だった。高校生にとって精神的に難しい調整の中、チーム内で「目標は夏の日本一。終わった話をしない」ことを徹底し、4校で競った決勝リーグを3戦全勝で戦い抜いた。
今年の強みは、全員がチャンスを生み出せる総合力だ。宗方監督は「全国優勝の力は持っている。あとは精神面だけ。最終試合まで集中できたので、ちょっとは成長してくれました」と評価。主将の柿崎萌乃さん(3年)は「先生の勝たせようという一喝がいつも力になる。目指すは日本一」と監督への恩返しを誓った。
同部の全国優勝7回は全国最多。厚商と聞いて相手が怯むほど名前に力があるのは先輩が築いてきた伝統があるから。また、昨年4月から毎月90kgの米がJAあつぎから贈られ、選手たちは毎日、その米のおにぎりで練習を乗り切ってきた。先輩、地元の熱い期待が選手たちの力の源だ。
全国大会は、横浜市で8月2日(土)から開催される。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
広げよう支援の輪5月3日 |
|