模擬運転に行列 工科大 鉄研部の展示会
部員の指導のもと体験運転をする子ども
神奈川工科大学の鉄道研究部（足利雄大部長）が主催した「鉄道模型運転・展示会」が６月21日と22日、神奈川工科大学厚木市子ども科学館で行われた。
開催初日の21日は、多くの家族連れで賑いを見せた。部員が実際に足を運び撮影した電車の写真が展示されたほか、今回の目玉は、ロマンスカー「ＶＳＥ」の体験運転。電車の先頭に小型カメラを取り付け、電車が線路を走る様子をモニターに映し、リアルタイムで映像が見られる仕組みだ。体験運転コーナーは、途中で電車をコントロールする運転台が増設され、順番待ちができるほどの人気だった。子どもたちは「もう一回運転したい」と夢中になって模擬運転を楽しんでいた。
また、来場者が部員に模型のレイアウトについて質問する場面や、子どもの模擬運転中にビデオカメラを回す親の姿も見られた。
家族で訪れた愛甲在住の豊蔵颯大君（小３）は、「実際に電車を走らせるところが面白かったです」と笑顔で話した。
足利部長は、「子どもが楽しんでいる姿を見る親の顔を見るのは良いですね」と振り返った。
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