幼い子どもから大人、そして高齢者まで、全厚木市民の健康向上を目的とした新しい健康体操がこのほど、完成した。
この健康体操は、市が神奈川工科大学健康福祉支援開発センター(高橋勝美所長)の協力を得て制作したもので、今年度の施政方針にも市制60周年記念事業として盛り込まれている。
24年前に制作された旧「あつぎ市民健康体操」はストレッチ体操が主のものだった。2011年11月に、高橋所長が中心となり学生36人、高齢者94人を対象にアンケートと体操の検証を実施。その結果、認知度は低く、運動効果も得られないと判断し、新しい体操を作ろうと動き出した。
「幅広い年代に受け入れられる動きが難しかった」と高橋所長が語る新バージョンは、ダンスをベースに脳を刺激する左右非対称の動きが入る。同大学の黒川真毅准教授監修のもと、学生によって専用の音楽も制作された。ゲーム音楽と人気ポップスの要素を取り入れた軽快なリズムが特徴。
8月23日には、鳶尾一丁目ふるさとまつりで運動効果と宣伝方法の検証も兼ね、一般に初公開された。体操を行ったのは工科大生と、同センターの派遣授業を受ける体操クラブ「ピッコロ鳶尾」。最高齢の朝倉好子代表(83)をはじめ、平均70歳以上の会員が練習の成果を披露。祭りに訪れていた幼い子ども達も見よう見まねで踊っていた。
今後は、市がプロモーションビデオなどを製作しPRしていくという。高橋所長は、「将来はこの体操を元にしたダンスコンテストなどで広く親しまれるようになれば」と希望を語った。
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