少年野球の厚木リトルシニアに所属する増田大輝君(厚木中3年)が、南関東選抜の一員として12月28日から来年1月1日まで台湾で行われる日台国際野球大会に出場する。
12回目となる同大会は、南関東選抜を含めた日本からの8チームと、地元台湾のチームによる総当たり戦。増田君は神奈川・静岡のチームで混成された同選抜に今回初めて選出された。9月からほぼ毎週、静岡県内のグラウンドで練習を行っている。
「選抜チームはレベルの高い選手ばかり。上には上がいると感じました」と増田君。長年成長を見てきた厚木シニアの石黒忠総監督は「小学生から『お山の大将』だったが、選抜入りがいい刺激になって野球への考え方が変わってきた」と太鼓判を押す。
中3ながら、176cmの長身。自チームでは投手の増田君だが、選抜では主にショートを任されている。慣れないポジションだが、鳥谷敬選手(阪神タイガース)のプレーなどを見て研究。「親譲り」だという足の長さを活かした走塁も持ち味のひとつだ。
最近では選抜チームでも投手として練習試合に登板する機会も。決め球はストレートと縦のスライダー。国際舞台での「二刀流」に期待がかかる。
南関東選抜は、同大会で現在2連覇中。「3連覇して、ユニフォームについている星を増やすのがチームの目標」と意気込む。お山の大将から南関東の期待の星へ、海を越えた舞台で輝きを見せられるか。
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