厚木市俳句協会（阿部佑介会長）主催の第17回新緑俳句大会が５月31日、中町のアミューあつぎで開催された。
この日は51人が参加。それぞれ当季雑詠３句を持ち寄り、参加者の投票で優秀句を決めた。
上位作品と受賞者は次の通り（敬称略）。
○市長賞／平野征子「賄ひは女の一生独活膾」
○教育長賞／北村純一「初蝶がもう抜け道を知ってをり」
○議長賞／難波徳重「長寿とは親友（とも）との別れ花は葉に」
○会長賞／吉田有一「張り紙に『臨時休業』あゆ解禁」
○５位／吉岡孝三「田を植えて苗丈ほどの風生まれ」
○６位／須藤桃代「取り分けて互ひに無口豆の飯」
○７位／渡辺長汀「新緑の風抜けてゆく座禅堂」
○８位／阿部佑介「落款を捺したる如し庭の薔薇」
○９位／清水純一「何もかも消して一人の遠花火」
○10位／柴田麻衣「胸のうちもつれてとけぬ鉄線花」
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