今年で創部40年を迎えた厚木東高校人形浄瑠璃部は、5年ぶりの全国総合文化祭(総文祭)に向け、練習に熱が入っている。
総文祭は、文化芸術活動に取り組む国内外の高校生およそ2万人が一堂に会する「高校生最大の文化の祭典」。同部は19部門のうちの、太鼓や民謡が含まれる郷土芸能にエントリー。同部門には県内から2校が出場する。
同部は、昨年12月の県総文祭での発表が審査員から評価され、全国の出場権を獲得。本番には部員8人全員で臨む。披露するのは、部が代々得意演目として受け継ぐ『壺坂霊験記』。盲目の夫と、夫を愛す10代の若い妻の物語だ。
指導などは、同部OBOG「あつぎひがし座」が全面的にサポート。部室には同座も使う、歴代の人形が数え切れないほど保管されており、生徒たちは伝統とともに練習に励んでいる。
「『(人形が)生きているみたい』と言われると嬉しい」と話すのは、市川真結部長(3年)。1体を3人で操るため”呼吸を合わせる”ことが不可欠。今は、細かな表現の最終調整の段階だ。市川部長は「県代表でもあり、数少ない人形浄瑠璃部の代表でもあるので、精一杯頑張ってきたい」と語った。総文祭は、滋賀県で7月28日(火)から8月1日(土)まで開催される。
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