今年4月から神奈川県の野生生物保護モデル校に指定されている学校法人内田学園七沢希望の丘初等学校(島根照夫校長)で7月11日、学校周辺で児童が調べた鳥の生態などの研究発表会が開かれた。
同校では、学校周辺に鳥が多く生息していることなどから、自然環境を学ぶ機会として毎年鳥について調べる学習を実施。昨年は神奈川県立自然環境保全センターでも発表した。
この日、児童らは1・6年、2・3年、4・5年のグループに分かれてシジュウカラやスズメなどを観察。生態などのほかに巣やくちばしについて調べ、模造紙にまとめ、訪れた保護者や地域住民ら約30人に発表した。
カラスの好物を調べた4・5年生のグループは、「バナナは食べたけど日向夏は食べなかった」と驚いた様子を来場者に説明した。