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避難所運営は自分たちの手で 熊本地震の教訓生かす

社会

公開:2016年8月19日

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昨年の防災訓練の様子(厚木市提供)
昨年の防災訓練の様子(厚木市提供)

9月4日に防災訓練

 国が定める防災週間は、今年は8月30日から9月5日まで。厚木市ではこの週間に合わせ、毎年、防災訓練を実施しており、今年は9月4日(日)に各地区で一斉に行われる。

 今回は、4月に発生した熊本地震の被災地での現地研修で得た教訓を生かし、「避難所運営」が大きなテーマに据えられている。市はモデル地区に、厚木南地区の避難場所の一つ、厚木第二小学校を設定。自衛隊や消防と連携し、実際に被災者となる可能性の高い地域住民たち自らが行う「避難所運営」を想定した訓練が行われる予定。

 担当する市危機管理課の荒井佳冶課長は、「神奈川県が算出している数字で、近い将来で発生の可能性が高い地震「都心南部直下地震」はこの先30年の発生確率がおよそ70%、市内の被害者想定は2万6000人以上と言われている。熊本地震でもそうだったように、想定できないことに対して被害は大きくなるので、日常的にできる限りの備えをしてほしい」と話した。

防災ラジオ

 市では8月31日(水)まで、防災ラジオの有償配布を受付けている。市が発信する防災行政無線情報や緊急情報を受信でき、聞き逃した場合でも最後に受信した放送は繰り返し聞くことが可能。受け渡しは来年1月を予定。

 負担額は1台4000円。購入後の通信料は市と県が負担する。対象は、市内在住または事務所がある個人・団体。市危機管理課、各公民館にある購入申込書に記入し、同所に提出する。

 問合せは、同課【電話】046・225・2190へ。

防災ラジオ
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