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免許自主返納 意識高まる 厚木警察署管内でも増加

社会

公開:2016年11月25日

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 高齢ドライバーによる事故が大きく取り上げられている昨今。厚木警察署管内でも免許の自主返納が増加傾向にあることが本紙の取材で明らかになった。

 運転免許証は所有者が体力の衰えなどから運転に不安があった場合、自主的に取り消しを申し出ることが可能。警察署や運転免許試験場で受け付けている。

 同署には今年1月から10月末までに412人が返納に訪れた。昨年一年間の330人に比べ、すでに80人以上増加している。過去5年間返納者は増え続けており、10月に横浜市港南区で発生した87歳のドライバーによる死亡事故以降、さらに増加傾向にあるという。

 同署管内の65歳以上の運転免許保有者は3万7209人(10月末現在)。事故が起こったとしても「認知症が原因と判断するのは難しい」と同署交通総務課の担当者は話す。そうしたリスクへの対策として来年3月に施行される改正道路交通法には、75歳以上に義務付けられている免許更新時の認知機能検査を、一定の違反行為があった場合にも受けること等が盛り込まれる。

 返納を躊躇する人の中には、身分証明書として使用していることが理由なケースも。しかし、返納した際には身分証明書として有効な「運転経歴証明書」の発行が受けられるうえ(手数料1000円)、協賛企業等のサービスが利用できる。

 「運転に不安を感じたら早めに返納してください。家族の働きかけも重要です」と同課の担当者は呼びかけている。

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