ポイントを回る作戦を立てる参加者
地図に記された厚木・愛川・清川のチェックポイントを制限時間内に回り、写真を撮影して得点を集める「フォトロゲイニング」と呼ばれるイベントが11月23日、厚木市荻野運動公園を拠点に行われた。
このイベントは厚木・愛川・清川の３市町村を回遊することで、名所や食の観光をしてもらおうと（公社）厚木青年会議所（厚木ＪＣ）が主催した。３市町村を含む７Km×10Kmの範囲で、47地点をチェックポイントに設定。一般とファミリーの２クラスで５時間、３時間の２コースを用意した。
スタート地点の荻野運動公園から近い荻野神社は11点、ポイントの密集地から離れた愛川町の菅原神社は70点など、地点ごとに違う得点を設定。指定の飲食店で食事をして写真を撮ると、ボーナスポイントが加算されるなどの工夫もされている。
この日は市内外から２７０人が参加。公共交通機関や３市町村を結ぶ専用シャトルバスを利用し、多くのスポットをめざした。娘の小学校の同級生と家族同士で参加した温水西在住の石川瑞穂さんは「宮ケ瀬湖に行きたいが、他の地点に寄る時間が…」とルート策定に頭を悩ませていた。
中には限られた時間で29カ所を回った猛者も。参加者にはイベント終了後、地元の特産品などが参加賞として配られた。
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