締結書を交わす小巻会長（左）と小林市長
大規模災害発生時に帰宅困難者の一時滞在施設に指定されているレンブラントホテル厚木（小巻公平代表取締役会長）が、このほど防災井戸を設置した。それに伴い、市と締結している災害協定が見直され、１月５日に締結式が行われた。
同ホテルは、市の補助金などを活用し、ホテル南側に地下水をろ過する地下水活用システムを設置。さらに非常用発電機も備え、災害時でも毎時９トンの飲料水の供給を可能にした。
今回の協定の見直しにより、同ホテルは災害時の一時滞在施設に加え、市民の飲料水供給拠点としての役割も担う。
５日の締結式に出席した同ホテルの小巻会長は、「市民の安心、安全が充実するよう、対策に力を入れていきたい」と語った。式典後には出席者が地下水を試飲し、のどを潤わせた。
