活動報告 県民の安全安心を守る 神奈川県議会議員 自民党県議団政務調査会副会長 山口たかひろ
駅ホームドア
昨年8月、東京メトロ銀座線青山一丁目駅で、盲導犬を連れた視覚障がい者の男性がホームから転落、電車に衝突し死亡するという大変痛ましい事故がありました。また、10月には、近鉄大阪線河内国分駅で、全盲の男性がホームから転落し、特急電車にはねられて死亡するという事故が発生しました。このような転落事故や列車との接触事故を防止するには、ホームドアや転落防止柵を早急に設置し、駅の安全対策を講じることが急務であります。
国では、利用者が1日当たり10万人以上の駅に、ホームドアや転落防止柵を設けるよう鉄道事業者に求める設置基準を決めていますが、平成28年3月末現在、1日に10万人以上の乗降客がある全国260駅のうち、ホームドアが設置されている駅は82駅にとどまっています。また全国約9千500駅のうち、ホームドアの整備が完了しているのは665駅にすぎません。
厚木市にも本厚木駅と愛甲石田駅があります。特に本厚木駅は、一日の乗降者数は15万人を超えており、設置基準を考えると早急な整備が求められます。ホームドアの設置は国と自治体、鉄道事業者が3分の1ずつ負担する補助制度があります。『いのち』を守るため、スピード感を持って対策するには福祉の観点からも、国・県など自治体が全ての費用を負担し、整備する必要があると考えます。
今後もホームドアが早急に整備されるよう強く取り組み、また「内方線付き点状ブロック」を全駅で整備することや視覚障がい者への積極的な声かけ、希望者に対する駅係員のアテンドなど、事故を未然に防ぐ対策を強く求めてまいります。
安全な県道整備・通学路
地域の方々やお子さんを持つ『パパ・ママ』からも多くの御要望を頂く中、安心・安全確保のため即座に通学路や道路の整備・拡幅等調整に取り組んできました。
特に車両が朝夕、多く行き交う通学路においての歩道確保など、厚木市では多くの県道や国道が重要な幹線道路、生活道路・通学路として活用されています。特に林地区の通学路、上荻野の国道412号線の通学路、歩道整備も喫緊の課題であります。県議会においても国・県へ整備するよう強く要望してまいります。
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