厚木市教育委員会(曽田高治教育長)が5月10日と11日の両日、コミュニティ・スクール(CS)について市内の小中学校の教職員を対象にした研修会を市役所本庁舎で開いた。
市教委は2018年度までに市内全地区の小中学校に保護者・学校・地域が協働して学校運営に参画し、「地域とともにある学校づくり」を進めるCSを導入する予定。これに先立ち、教職員への理解を深めようと研修会を実施した。
CSとは文部科学省が定める「次世代の学校・地域」創生プランに位置付けられた取り組みの一つ。保護者や地域住民が学校運営に携わることで、地域の実情を踏まえた特色ある学校づくりを進めることができる。
市教委によると、市内では14年から相川小学校、戸田小学校、相川中学校で試験的に導入。地域住民などが授業を補助するなどつながりが深まってきたという。
研修会では兵庫教育大学教授でCS推進員(CSマイスター)でもある小西哲也さんが登壇。「子どもたちの未来を見据えた教育が必要。できるだけ多くの信頼できる大人たちと関わることで、子どもの社会性を育むことができる。子どもたちは学校だけで育てられない」と地域と教育機関の連携を訴えた。
研修会に参加した50代の教諭は「地域の人とのつながりを、もっと考えていきたい」と話した。
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